2016年1月22日金曜日

嬉しいできごと

子どもたちの登校が終わる頃に、火ばさみと小さいごみ袋を持って学校周りのごみを拾っています。運動場に面した道路にはバス停がありますが、そこを中心に通学路の歩道や側溝には、いろいろなごみがあります。タバコの吸い殻、空き缶、ペットボトル、ビニール袋…。毎日のように捨てられています。ごみを拾いながら、遅刻ぎりぎりで登校してくる子どもたちに声をかけます。

バス停を過ぎたあたりで側溝の吸い殻を拾っていると、前方から歩いてきた5年生男子が私の目の前でしゃがんで空き缶を拾い、優しく差し出してくれました。その動きがとても自然でした。彼は少しだけ微笑んで、そのまま学校へ向かって歩きだしました。

うちの学校にはこんなにカッコいい子どもがいるのです。